スマホとガラケーの携帯2台持ちにオススメの極小携帯「NichePhone(ニッチフォン)」ですが、実はこの「NichePhone(ニッチフォン)」には「NichePhone-S」と、「NichePhone-S 4G」の2種類があります。
管理人あれちんはどちらも持っているので、その違いを比較しつつ、どちらがオススメかについて紹介したいと思います。
NichePhone-Sのレビュー記事はこちら↓
NichePhone-SとNichePhone-S 4Gの機能比較一覧
まずはNichePhone-SとNichePhone-S 4Gのそれぞれの仕様上の違い(機能の違い)を一覧にしましたので、こちらをご覧になってみてください。
NichePhone-S | NichePhone-S 4G | |
---|---|---|
発売日 | 2017年11月10日 | 2018年09月14日 |
価格 (2020年9月) | 3,900円ほど | 14,000円ほど |
型番 | MOB-N17-01-WH (ホワイト)-BK(ブラック) | MOB-N18-01-BK(黒) MOB-N18-01-WH(白) |
サイズ | 90 x 50 x 6.5 mm | 90 × 50 × 9.5 mm |
質量 | 38g | 約52g |
充電方法 | 専用マグネットDC端末 | 専用マグネットDC 端子 |
CPU/MPU | MediaTek MT6572A/XA | MT6737M Quad Core |
OS | Android4.2 | Android6.0(カスタマイズ) |
対応バンド | NTTドコモまたはソフトバンク 3G 2.1GHz/WCDMA/バンド1 | GSM:900(B8)/1,800(B3); WCDMA:800(B6)/900(B8)/2,100(B1) FDD:800(B19)/900(B8)/1,800(B3)/2,100(B1) |
RAM/ROM | 512MB/256MB | 512MB/4GB(ユーザー使用可能領域約1.8G) |
表示 | 0.96型モノクロ有機EL/128x64ドット | 0.96 型モノクロ有機EL/128 × 64 ピクセル |
SIMカード | nano SIM | nanoSIM |
Bluetooth | 4.0LE | Ver4.0(BLE) |
Wi-Fiテザリング | IEEE 802.11 b/g/n | IEEE802.11b/g/n |
音声再生ファイル | 64tones/MP3/WAV/AMR/MIDI | MP3/WAV/AMR/MIDI |
SMS | 対応(別途契約要) | 対応(別途契約要) |
電池容量 | 550mAh | 1,000mAh |
連続通話時間 | 約3時間 | 約3時間 |
連続待機時間 | 約72時間 | 約110時間 |
充電時間 | - | 約2時間(1A の充電器を使用した場合) |
防水防塵機能 | 無 | 無 |
付属品 | 取り扱い説明書 充電用マイクロUSBケーブル/データ通信対応 充電用マグネットタッチ式DC端子 クロス | 充電用マグネット式DC端子 充電用microUSB ケーブル(データ通信対応)(試供品) SIM 取り出し用専用テープ(2枚)(試供品) 取扱説明書兼保証書 |
カラー | 白・黒 | 白・黒 |
「NichePhone-S」と、「NichePhone-S 4G」の違い
4G対応
「NichePhone-S」と、「NichePhone-S 4G」の一番の違いは製品名にもあるように、4G(LTE)に対応しているかいないかです。
NichePhone-Sは3Gのみ対応で、NichePhone-S 4Gは4G(LTE)にも対応しています。※VoLTEは非対応
テザリングが必要な場合にNichePhone-S 4Gの方がおすすめですが、通話だけ必要であればNichePhone-Sでまったく問題ないです。
薄さが違う
「NichePhone-S」と、「NichePhone-S 4G」は縦横の大きさは同じですが、薄さ(厚さ)が6.5mmと9.5mm(4Gの方)と異なります。
数値だけ聞くと大して違わないように思えますが、実際に使ってみると大きく違います。
あれちんは先に4Gを使っていて、小さいとは思いつつ、「薄い」という感覚はありませんでしたが、NichePhone-Sを使ってみると、明らかに「薄い!」と思いました。
実際の見た目もだいぶ違います。
薄い方がよい場合にはNichePhone-Sがオススメですが、薄いが故に「持ちにくい」という決定もあるので、長く電話をする必要があればNichePhone-S 4Gの方が持ちやすいかもしれません。
重さが違う
NichePhone-S 4Gの52gも十分軽いのですが、持ってみると見た目に反して、結構しっかりした感じ(重さを感じる)ですが、NichePhone-Sの38gは本当に軽いです!
2台目携帯としては胸ポケットにも気軽に入れられる軽い方が使いやすいと思うので、重量に関してはNichePhone-Sの方がオススメです。
機能が違う
NichePhone-S 4GはNichePhone-Sにはついていなかった以下の機能などが追加されています。
・ボリュームキー追加
本体横に追加
・ワンタッチ機能
マナーモード、スピーカーホン、電話帳、ボイスレコーダーなどを長押しで呼び出す事が可能
・スピーカーホン(ハンズフリー)対応
・電話帳のインポート、エクスポートに対応
PC経由で可能
・データバックアップ対応
PC経由で可能
NichePhone-Sは本当に電話を受けるだけという目的であれば最強ですが、電話帳のデータが多い方などはNichePhone-S 4Gの方がオススメです。(NichePhone-SもNichePhone-S 4Gもとにかくボタンが小さいので、何かを直接入力するのにはあまり向いていないです。)
充電端子が少し違う
充電をする端子ですが、どちらも見た目はあまり変わりませんが、端子の裏側の角度がやや違うので、NichePhone-S 4GのものをNichePhone-Sに繋げると、本来のものよりも取れやすく感じます。
写真はNichePhone-Sの物
連続待機時間が違う
バッテリーの容量が大きく違うため(4Gの方が約2倍大きい)、連続待機時間も異なりますが、正直、使っていて4Gの方がめっちゃバッテリー持つよね!!!っという感覚は無いです。
数値上はNichePhone-S 4Gの方が1.5日分長いですけど、普通に電話として使っていると、毎日、あるいは2日に一回は充電して使っています。(あくまでも、あれちんの場合は。ですが。)
ボタンの形状が違う
NichePhone-Sは丸いボタンでしたが、NichePhone-S 4Gは四角いテンキーのようになりました。
好みが分かれるところだと思いますが、個人的にはNichePhone-Sの丸いボタンの方が使いやすいです。
ただ、そもそも入力する事が少ないので、どちらもそれほど変わらないのではないかと思います。
SIMカードを入れる場所が違う
NichePhone-SのSIMカードスロットは本体の横(裏側)についていましたが、NichePhone-S 4Gは上(裏側)に変わりました。
また、NichePhone-Sにはフタが本体にくっついていなかったのでフタの紛失が心配でしたが、NichePhone-S 4Gはちゃんと本体とくっついています。
NichePhone-SのSIMスロットのフタは完全にはずれます。
NichePhone-S 4GのSIMスロットのフタは上部になり、
本体と繋がっています。
ストラップホールが違う
NichePhone-Sのストラップホールは入り口も出口も両方とも本体下部にあるので、ムチャクチャストラップを通しにくいですが、NichePhone-S 4Gは入り口と出口が本体下部と横部分になっているので、NichePhone-Sよりはストラップが通しやすくなりました。(それでも結構大変ですが・・・)
値段が違う
比較一覧表にも書きましたが、NichePhone-SとNichePhone-S 4Gの値段は大きく異なり、2020年9月現在、NichePhone-Sは4,000円弱で買えますが、NichePhone-S 4Gは14,000円ちょっとします。
NichePhone-SとNichePhone-S 4Gはどっちがいいの?
NichePhone-SとNichePhone-S 4Gのどちらがよいのか?という所でいいますと、ズバリ、
使い方によってオススメが変わってくる
っという事になります。
NichePhone-Sはこんな方にオススメ
・電話帳の登録数が少ない方
・テザリングを使用しない方
・ちょっとでも軽い携帯がほしい方
・受け専用機を探している方など
NichePhone-S 4Gはこんな方にオススメ
・電話超の登録数が多い方
・テザリングが必要な方
・ハンズフリーが必要な方
・電話帳のインポート、エクスポートをしたい方など
まとめ
NichePhone-S 4Gを1年半使用後に壊れてしまったため、NichePhone-Sを購入して約半年使っていますが、
あれちんの使い方的にはNichePhone-S の方が使いやすいですし、やはりNichePhone-S の4千円以下という価格は、「とりあえず買って試してみようかな?」という気持ちになれるのではないかと思います。
どちらも本当に小さくて軽く、持っていても邪魔にならないので2台目携帯を探している方には絶対にオススメしたいです!